レジュメ配り実践編

ここではレジュメを配りの実際、配る際のポイント、服装についてお話します。

私は20日ほどで計30箇所くらいは声をかけましたが、半数は受け取ってもらえませんでした。そもそも募集をしていないと言われることもありましたが、中には電子化が進んでいるため紙では受け取っておらず、ネットから送ってくださいという場所も結構ありました。

渡すときの実際

いざ作ったレジュメを持って仕事を探している旨を伝えると、レジュメはありますか、と大体聞かれます。その場でオーナーがいるかどうか確認したほうが良いですが、大体いないと言われます。そして受け取ってくれた方がボスに渡しておきますねと言ってくれるのですが、本当に渡してくれているかは不明です。当時のシェアメイトは大体渡さずにゴミ箱行きだよ、と教えてくれました。なので、レジュメを受け取ってもらえたとしてもあまり安心できないのが現実です。またオージーは連絡が遅い傾向にあるので、今?というタイミングで連絡が来たりします。レジュメを渡してから1、2ヶ月後に連絡がくることもザラです。もうだめだ、と思っていた頃に連絡が来たという友人もいました。気長に待つことも必要かもしれません。

ホテルの場合

ちなみに私が採用されたホテルに行ったときの話ですが、その日はたまたまオーナーが受付にいたタイミングでした。その時は誰がオーナーかなんて分からず配り歩いていましたが、渡して数日後には勤務してたのでやはり直接オーナーに渡せると話が早いです。直接オーナーにレジュメを渡せたのは運やタイミングもあったと思いますが、その日は土曜日で、平日だったら他のスタッフだった可能性も考えると、土日も配り歩くというのは必要だったと思います。ですが大体のホテルは土日になると受付が早い時間に閉まってしまいます。ほとんどのところが12時頃には閉まってしまうので、土日に行く場合は9時〜12時を狙って行きましょう。また、受付にいるスタッフは電話をしていたりお客様対応をしたりと忙しそうに見えるので、躊躇してしまいそうになりますがその場の雰囲気に飲まされず、少し勇気を出して是非配ってみてください。

飲食店の場合

飲食店に行く場合も、混雑時を避けて行く方が受け手には好まれます。飲食店はピーク時は避けること、また閉店間際も締め作業などで忙しい場合が多いので、営業時間を事前にみておくのがベストです。まだ抵抗がある、もしくはお店の雰囲気を知った上でレジュメを渡すか判断したいと思ったら、普通にお客さんとして利用してから判断するのもありです。

渡しに行く際のポイント

レジュメ配りは実際やってみるとなかなかハードで余裕をなくすこともよくあります。ですが、自分が受け手側だったら、、、という視点は非常に大事です。なぜならその時点である程度評価されることがあるからです。こんなに混んでいて忙しいのにとにかくレジュメを受け取ってほしいと主張が強かったりすると、周りが見えない人なのかな、相手の気持ちをあまり考えられない人なのかもしれないな、とネガティブな印象を与えかねません。ここでは自己主張は控えめに、タイミングを見て忙しそうだったら落ち着くまで待つ姿勢は持っておきましょう。あくまでもお客様優先で考えたほうが印象が良いです。そして、どんなに緊張していても、心が折れそうになっても笑顔で挨拶、これは何よりも重要です。断られることも多いレジュメ配りなので徐々に疲労と焦りが出てきてしまいますが、私がレジュメ配りに苦戦していたときを思い返すと不安で疲れた表情でレジュメを配っていることが多かったな、と思います。

希望はある

ここまでで、やっぱり仕事を見つけるのって大変そうだな、、、とマイナスになるようなことも書いてきましたが、まだ諦めるのは早いです。まずレジュメを手を抜かずに丁寧にしっかりと記載することは、その後の自信に繋がるはずです。なのでレジュメをちゃんと仕上げるというのは思っている以上に大切です。そしてオージーは、日本人はよく働くというイメージを持っています。私が採用されたホテルでは、以前日本人が働いており、その方がよく働いていた人だったこともあり、日本人であるだけで印象が良く採用のきっかけになりました。その時働いてくれた日本人の方に本当に感謝しております。というように、日本人であるだけで働き者であるというプラス要素をすでに皆さん持っています。そして質の良いレジュメは、そこに時間と労力をかけられる人という良い印象を与えてくれます。ほぼ印象が同じくらいの人がレジュメ配りに来たとして、内容が薄い人と内容がしっかり記載されているレジュメだった場合、経験やその人の強みがより伝わるレジュメを書いている人のほうが即戦力になりそうだな、と思いますよね。以前の記事ではレジュメについてBeforeとAfterを載せて説明していますので参考にしてみてください。

服装

配りに行く際の服装は、私はそこまで意識していなかったのですが、シェアメイトはフォーマルな格好で行くよう意識していたそうです。受け手がどこまで意識してみているかは人によって違うと思いますが、ジャージではなくシャツ、サンダルではなく靴といったようにカジュアルすぎる格好よりはフォーマルな格好の方が無難です。スーツの準備まではしなくて良いですが、私は不安だったので念の為フォーマルな格好で行こうと服を買い足しました。もし手元にフォーマルな服がなければ買い足してもいいかもしれません。私は黒のスラックスタイプのパンツと白いシャツ、それに合う靴、鞄を買いましたが、日本でいう就活の面接より圧倒的にカジュアルなことがほとんどなのでそこまで気にしなくても大きな問題はないです。ただし清潔感は重要ですのでシワや汚れが目立っているものは避け、靴もきれいなものを選びましょう。

まとめ

  • 土日も積極的に配りに行く
  • 自信をつけるためにもレジュメは丁寧に
  • あくまでもお客様優先の気持ちで、忙しそうだったら落ち着くまで待つ
  • 心が折れそうになっても笑顔で挨拶

レジュメ配りは心身ともに疲れたりもう無理かも、と思うこともあります。最初は特に緊張するかもしれませんが、何回か行くと少しずつ慣れてきます。少しずつ、時には自分を甘やかして、楽しみながらレジュメ配りしていきましょう。最後までみていただきありがとうございました。

ワーホリにこれから行こうか悩まれている方も多いと思いますが、体が動くうちに、自分の時間を自由に使えるうちに。是非検討してみてください。

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